屋外パーティー!楽しい&汚れも気にならない

屋外パーティー

屋外パーティー!外で食べるだけおいしさ倍増

外で食べるってすっごく楽しいです。なぜでしょうね。
日光を浴びるとセロトニンという幸福感をもたらす脳内物質が出るからかもしれません。日差しの強い南国の人たちが陽気で明るいのはこのおかげとも言われます。

そんなことが関係しているのかどうかはわかりませんが、子供たちも楽しく食べてくれるんです。少食の子でも嫌がらずにいつもより食べてくれます。

大人も気分がいい上に、汚れが気にならないってのが大きいです。こぼしたって平気。焼肉の煙も気にならない。
いいことばっかり。

バーベキューは準備が大変?移動が面倒?

外だからってバーベキューにこだわらなくてもいいんです。特別な場所に行かなくてもいいんです。
このサイトで紹介するのは簡単なパーティーのみ。

外で食べれば何だって楽しい

外でパーティー食っていうとバーベキューなんかが代表的ですが、バーベキューでなくてもいいんです。それこそなんだってO.K

山形県では芋煮会といって、河原などで芋煮という鍋料理をみんなで作るのが秋の風物詩。会社、サークル、友人などなど、とにかく集まって河原で火を起こして芋煮を作って食べるんです。

こんな風に外で鍋料理でもいいんです。バーベキューにとらわれず自由に考えていきましょう。
ホットプレートで焼肉ならバーベキュー禁止の場所でもできます。流しそうめんは水さえあればどこでもできます。

そう、料理が自由になると場所の幅も広がります。

場所はどこでも、庭でも楽しい!

野外で食べるというとどうしても本格的なアウトドアの発想になりがちです。もちろんそれも楽しいのですが、移動が大変。

もっと簡単にいきましょう。庭がある家なら庭で、玄関前にスペースがあれば玄関前でいいんです。もう、屋外に出て日光浴びればそれだけで十分。

日差しが強すぎるならカーポートの下、別途パラソルを用意するのもいいです。パラソルなんて外食1回分やキャンプ場の利用費より安いのでおすすめですよ。
家の近くでやれば、洗い物も簡単。食器や食材も台所から持ってくるだけなので、全然手間がかかりません。

アパート、マンション住まいの方はさすがに駐車場でやるわけにはいきませんので出かけることになります。広い公園ならどこでもO.K。ここで紹介する物ならバーベキュー禁止のところでも大丈夫ですよ。地面を痛めたり汚したりするわけではありませんから。

公園を利用する際は、水道にごみを流したりしないように注意しましょうね。

では、野外で楽しめるメニューを紹介します。

うちの定番、焼肉

バーベキューではなく焼肉です。バーベキューは薪や炭などを使い焼く調理方法です。もちろんそれも楽しいですが、もっと楽にやりましょう。

カセットコンロ式のiwatani 炉ばた焼器 炙りや

まずおすすめなのがiwataniの炉ばた焼器 炙りや(以前販売されていた「炉ばた大将 炙家W」からのバージョンアップ版)。焼き鳥の項目でも紹介した優れものです。

カセットガスで火力は電気とは比べ物にならないほど強力。しかもガス直火ではなく、鉄板からの輻射熱を使うのでこんがりとおいしく焼けます。油は下の受け皿に落ちるので煙は少ないです。
串焼きステーという串を並べる金具があり、これを使うと大きさは焼き鳥なら7~8本程度乗ります。

焼き網を使うことで本格的な焼肉も楽しめます。油が下の受け皿に落ちるので煙は少な目。油が落ちると汚れが心配かもしれませんが、部品一つ一つを外して細かく洗えるので簡単にきれいにできます。

外でも使えるのはカセットコンロの強みですね。

遠赤外線でおいしく調理

輻射熱=遠赤外線でおいしく調理

また、炭火のバーベキューに負けないおいしさを生み出す秘密が輻射熱で焼く構造。
ガスの直火では遠赤外線が少ないので焼きむらができてしまいます。炉ばた大将はガス火を金属板に当てているので遠赤外線による調理ができます。

網焼きは油が落ちるので煙は少なめで助かります。外でやる分には煙が出ても気になりませんけどね。

網焼きで使える面白い調理器具もあります。それが岩塩プレート

岩塩の板で、これを網の上に置いて加熱し、岩塩の上にお肉などを置いて調理します。塩なので調理するとそれだけで塩味が付きます。精製塩と違った岩塩独特の柔らかい塩味が特長。

焼いたお肉に岩塩で味付けしたらいい? いや、確かにそうなんですよ。グルメな人に言わせると岩塩で焼くと特別なおいしさが出るのかもしれませんが。

味よりも気分。岩塩プレートで調理したお肉なんて、なんだか楽しいじゃないですか?!
削って普通の岩塩として使うこともできますよ。

予想以上に楽しい流しそうめん

流しそうめんといっても竹を使った本格的なやつではありませんよ。流しそうめん器を使った簡単なものです。本物の竹はもちろん最高なんですが、準備は大変だし、水は出し続けなきゃいけないし、終わったあとの処理も大変。後処理が悪いとすぐにカビが生えます。仕事じゃない限り本物の竹はお勧めできません

竹のように本当に流せる流しそうめん器「風流」を流しそうめんのページで紹介しています。

確かにこれは楽しい。ほんとうにおすすめの一品ですけど、外で使うなら回転するタイプが使いやすいです。

風流は本格的なんですが、本格的ゆえに一口分ずつ流さないといけません。外で常に立ちながら流すのは結構手間です。それに本体+そうめんや食材を乗せる台となると結構な大きさが必要。風流は屋内向けで、外での使用はお勧めできません。

屋外で使うなら回転するタイプが便利です。回転タイプならパール金属のそうめん流し器がおすすめ。
回転タイプは大きさがとっても重要。小さいと流せる量が少ないだけでなく、二人で囲んだらもう入る余地がないなんてことになるんです。

その点、パール金属のそうめん流し器はサイズがS、M、L、LLの4つから選べます。できればLかLLがおすすめ。Lサイズは幅46.5×奥行31.5で、一般的に売られている回転式の物より一回り大きいです。

また中央には薬味やおかずを乗せるスペースがあるので別途薬味用の器を用意する必要がなく、場所も節約できます。
流す人は3、4口分連続で投入してしまえば、あとはそうめんがクルクル流れ続けてくれます。

同じ場所を回っている流しそうめんって楽しいのか?と思う人もいるでしょう。
案外楽しいんです、これが。一口分ずつ流れてくる本格的流しそうめんのほうがそれは楽しいですよ。それには勝てません。

でもね、器に入ったそうめんを各人が食べるそうめんより、回転しているそうめんをみんなで食べるほうがずっと楽しくておいしいんです。
みんなで鍋をつつく感覚に似ているかもしれません。

電源は乾電池。コードは不要なので使う場所を選びません。

流水麺

洗うだけの流水麺が便利

麺はゆでなくても食べられる流水麺がおすすめ。

ゆでなくてよいので楽というのもありますが、それ以上に麺がのびないのが助かります。麺がのびると食感が悪くなるだけでなく、重くて流れにくくなります

袋を開けて、さっと洗ったらO.K。麺がくっついたりすることもありません。麺がのびるとうまく流れてくれないので普通のそうめんを使う場合は硬めにゆでておきましょう。

鍋料理も楽しい

わざわざ外で鍋料理はしない?!と思う方もいるでしょうが、そんなことありません。前述のとおり、東北地方、とくに山形県では"芋煮"といって里芋と肉の鍋料理を外で作って食べます。

仲間で集まって鍋を作り、火を起こして調理して食べる、これが楽しいしおいしいんですよ。山形県では芋煮シーズンになると薪が河原周辺のコンビニでも売っています。

その日の風向きに合わせて河原の石を集めて鍋を置くかまどをつくり、薪を燃やす。これが普通のスタイルですが、さすがにこんなに本格的なことは、普通できません。できる場所も限られていますし、山形では材料・薪・鍋のレンタルをセットにして販売しているお店がたくさんあるから誰でもできるんです。

山形県の芋煮会(山形県所有の観光画像より)

東北地方ほど本格的なものは難しいです。でも野外の鍋はぜひ楽しんでもらいたいです。
野外の鍋ってバーベキューとは違ってほっとする楽しさがあります。温かい汁物ってなんだか落ち着くんですよね。

またバーベキューや焼肉って作る人はずっと作っていなければなりませんが、鍋物は出来上がったらみんな食事タイム、みんなで食べる・飲むが楽しめます。
このまったりした時間が他にはないんですよ。

普通に野外で鍋を楽しむならカセットコンロが便利。電源などが不要なのでどこでも使えます。でも普通のカセットコンロでは強い風が吹くと火が消えてしまうこともあります。弱い風でもコンロの火は結構揺れます。

そこでおすすめなのがiwataniの「風まる」。ケース付で収納・持ち運びもしやすいので家庭でカセットコンロを1台用意するならこれです。

80cmの距離で、扇風機の強風をあてる

風の影響を防ぐ風防が、外側・内側の2重に配置されており、隣で扇風機を回してもびくともしないくらい風に強いです。

風防がつくとサイズが大きくなったり洗いにくかったりするものですが、風まるはそこも配慮されています。

サイズは通常のカセットコンロと変わりません。さすがに薄型タイプと比べると大きいですが、昔からある通常のサイズに収まっています。
また、部品はすべて外して水洗いが可能です。安価なカセットコンロだと分解がうまくできなく、ふき取るしかないんですよね。風丸は部品ごとに外せるので後片付けも簡単ですよ。

沸騰までの時間-80cmの距離で扇風機で風を当てて検証

さて、風防のメリットですが、風で火が消えないという使いやすさや安全性というのももちろんありますが、調理時間の短縮にも役立っています。

風で火が揺れると炎がなべ底にうまく当たらなくなり、効率が悪くなります。また風が強いと一部の火が消えてしまい火力が下がってしまいます。

通所のカセットコンロと風まるを比較したグラフを見ると一目瞭然。
通常コンロは15分経ってもほとんど温度が上がらない中、風まるは8分で沸騰とその差は歴然。この実験では扇風機で風を送っているので極端に風の強い状況ですが、屋外で使えばこれほどでなくても必ず風の影響は受けます。そよ風でも結構揺れます。

持ち運び・収納も楽

風まるには専用のキャリングケースが付属しています。これが便利。

カセットコンロはそのままでは取っ手もないですし、横に向けて運ぶこともできません(五徳などの部品が外れる)。なので、購入時の箱に入れて保管・持ち運びするのが普通です。でも紙の箱は壊れてくるし、持ち運びも不便です。

風まるは、このケースがあるので移動は簡単ですし、箱を捨ててもすっきりと収納できます。

細かいことですが、こういった小さな便利さが実際の使用感に大きく影響しますよね。

動画を見れば風まるの便利さがよくわかると思います。

カセットコンロをすでに持っているならわざわざ買い替えることもないでしょうが、まだ持っていないなら風まるが一押しです。薄型カセットコンロも魅力的ですが、どうせ収納でとるスペースは一緒なんですから(カセットガス収納部分の高さが同じだから)。

外でも安心して使える風まるのほうが便利ですよ。
カセットコンロは、炉ばた大将とカセットガスを共有できるのも助かります。

もっといろいろ楽しめる

ここでは野外で楽しめるホームパーティーとして、焼肉(焼き鳥)、流しそうめん、鍋を紹介しましたが、これら以外にもいろいろできますよ。

生魚を扱う寿司などはやめたほうが良いですが、たこ焼きやお好み焼きなど、アイディア次第でまだまだできますね。

外で料理するとそれだけで楽しい!外の解放感って素晴らしい。

そして子供が散らかしても全然気になりません。飲み物や食べ物がこぼれてもまったく問題なし。イライラすることがありません。

天気のいい日はどんどん外に出てホームパーティーを楽しみましょう!

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